40代以上の女性の恋愛・結婚の秘訣
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2025.02.10
昨年、40代前半の女性の婚姻件数が20代前半の女性を上回ったという統計結果がある。
結婚は必ずしも人生の前提ではなくなり、できるだけ遅らせようと考える人が増える中、結果的に40代で結婚する人が多くなっている。特に女性にその傾向が顕著だ。
結婚相談所には、仕事も生活も充実させてきた優秀な晩婚女性が多く登録している。彼女たちは学業も優秀で、良い職に就き、親の誇りでもあった。
しかし、40歳を過ぎても結婚していないことを心配し、「勉強はほどほどにして、もう少し早く恋愛して結婚していればよかったのに」と嘆く親も少なくない。
とはいえ、当の本人たちはいたってマイペースだ。40代に差し掛かる頃には、社会人として15年ほどのキャリアを積み、ちょうど管理職へと昇進する重要な時期を迎える。仕事の優先順位が自然と高まるため、「結婚はいつでもできる」と考える人も多い。
ところが、いざ結婚を考えたとき、最初に直面するのは「出会いの難しさ」だ。この段階に至って初めて、理想の相手と巡り会うチャンスが想像以上に限られていることに気づくのである。
この年代の女性たちは、できるだけ年齢の近い相手を求める傾向がある。譲歩したとしても、4〜5歳の差が限界であり、中には最初から年下の男性を紹介してほしいと希望する人もいる。
「年下の方が合う」「職場で好意を持ってくれる男性は皆年下。でも、社内恋愛はできないため結婚相談所に来た」といった声も聞かれる。
また、学歴や職業が安定した男性を求める人も多い。結婚のタイミングが遅くなる分、相手にもそれに見合った条件が整っていてほしいと考えるからだ。
また、自分自身が能力を持っているため、相手の男性にも同程度のレベルを求める傾向がある。その結果、紹介できる範囲は次第に狭まってしまう。
最近、ある晩婚の女性に苦労して歯科医師の男性を紹介した。男性は会ってみると言ってくれたが、女性は即座に断ってしまった。
理由は「好みのタイプではない」というものであった。写真と実物は異なるため、まずは実際に会ってみて判断してはどうかと説得したが、彼女の意思は固かった。
晩婚の女性が理想とする男性は、いずれも優秀で魅力的な人たちだ。しかし、そうした男性があえて年上の女性を選ぶとは限らない。
年齢を重ねるにつれて出会いのチャンスが減少することは理解しているものの、いざ理想を下げようと思っても、簡単には割り切れない――これが多くの晩婚女性が直面する現実である。
1976年生まれの女性がいた。彼女は出会いに非常に積極的で、ある男性を紹介された際にはぜひ会いたいと希望した。しかし、男性の方が断ってしまった。
すると彼女は、なんと男性のミーティング費用まで負担すると申し出て会う機会を作ろうとした。その熱意が伝わり、最終的に二人は出会うことになり、現在では順調に交際を続けている。
一般的に、男女の出会いにおいては、男性が積極的に行動しないと、女性側が気乗りしなくなることが多い。
女性は自分から好意を示すことが少ないものだが、1980年生まれのある女性は例外だった。彼女は自ら積極的にアプローチし、デートの際も万全の準備を整え、相手のために尽力した。
何かをしてもらうことを期待するのではなく、自分が相手のためにできることを常に考えていた。
その姿勢により男性も心を開いてくれた。 年下の女性と交際する際には何かと気を遣うものだが、むしろ彼女と一緒にいると自然体でいられることに心地よさを感じたという。
そして二人は6か月の交際を経て、結婚に至った。
20代や30代の恋愛スタイルにとらわれず、より積極的で真心のこもったアプローチが求められるだろう。
結婚相談所 Couple.net CEO
李雄震(イ・ウンジン)
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