
-結婚相談所経営35年目の代表の回答
先日、米国ロサンゼルスで「シルバー・スピードデート」を開催した。60代、70代の独身者が主に参加したイベントだった。
3ヶ月前にイベントの準備を始めた当初は、この年齢層の男女が果たして一堂に会することができるのか、懐疑的な反応が多かった。しかし、35年間にわたり結婚相談所を経営し、時代の変化を見守ってきた私には、確固たる確信があった。
その確信は現実となった。イベント会場は、素敵に年を重ねた独身者たちで埋め尽くされた。100歳時代、変化する世の中を目の当たりにした。
イベントの準備過程で、あるマネージャーが問い合わせをしてきた70歳の女性を、「年齢が高い」という理由で断ったことがあった。
私は固定観念を捨てろと叱った。直接会ってみたその女性は、人生を本当に立派に歩んできた、品格のある人だった。最高のキャリアウーマンとして今も活発に活動中の「プロ中のプロ」だった。
肌には弾力があり、背筋の伸びた姿勢と洗練されたスタイルは、若い人など目じゃないほどだった。席に着くやいなや、「年齢を理由に断られた」と、冗談半分、本気半分で話を切り出した。
私は「決してそんなことはない。意志と情熱がある限り、いくらでもお会いできる」と伝えた。女性は顔を輝かせて「本当ですか?この年齢でも出会いは可能なんですか?」と尋ねた。
今回のシルバー・スピードデートには74歳、75歳の女性も申し込んだが、マネージャーは年齢が高いという理由で受け付けなかったそうだ。一方、男性参加者の中には81歳もいた。改めて、イベントに参加できなかった女性の方々に申し訳ない気持ちになる。
「愛する年齢なんてあるのか」という流行歌の歌詞は、ただで出てきたものではない。男女の出会いに年齢は本質ではない。
シルバー世代の異性との交際や愛は、若い世代とは異なるが、決して劣るものではない。彼らにとって愛はロマンスかもしれないが、それよりは「同行」に近い。一緒に食事をし、旅行や散歩を共にし、話が通じる人生の伴侶に出会いたいと願っている。
だからこそ、60代、70代の男女の出会いにあって、年齢はもはや大きな変数ではない。重要なのは、この人は一日をどう過ごしているか、自己管理をしているか、世の中とのつながりを維持しているかということだ。核心は、どう生きてきたか、どう生きているかという人生の姿勢である。
人生を誠実にしっかり生きてきた60代、70代の独身者であれば、愛も上手に築くことができる。今は遅い年齢ではなく、成熟した愛を育むことができる年齢なのだ。
結婚相談所カップルドットネット代表
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